水無月 〜涼を味わう 其の参 和菓子 水無月〜

涼を味わう会の和菓子のひとつに選んだのは、「水無月」
「水無月」は、三角形に切った外郎の上に小豆をとりあわせた和菓子です。
旧暦6月1日は、氷室の節句といって、王朝時代には、氷室の氷を食べるならわしがあ
りました。
その後、宮中では氷室の氷のかわりに「こおりかちん(氷餅)」という、氷の形をし
た餅を食べたと伝えられています。
この宮中でのならわしが、京都の町衆にも広がり、外郎の上に小豆をとり合わせて、
三角形(氷室形といいます)に切ったものが食べられるようになりました。
外郎の三角形は氷を表し、小豆は氷室に敷かれている藁屑を表しているそうです。
小豆の赤い色は、魔除けの意味もあるそうです。
私は外郎と小豆が大好きなので水無月は大好きな和菓子なのですが、
三角の形や小豆にそんな意味があるとは…和菓子って奥が深いですね。





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